脊椎椎体骨折(せきついついたいこっせつ)とは、背骨の椎体がつぶれて扁平になる骨折です。 骨粗鬆症に比較的弱い外力(尻もち、くしゃみ、不用意に重い物を持ち上げたりなど)が加わって生じたり、いつのまにか骨折していることもあります。
ようついついたい骨折?
概要 背骨の前方にある椎体が壊れて変形してしまう骨折を「脊椎圧迫骨折(脊椎椎体骨折)」といいます。 若・壮年者が交通事故や転落事故で受傷することもありますが、多くは骨粗しょう症による骨脆弱性(骨が脆くなる)を背景として高齢者にみられる外傷です。
圧迫骨折ってどんな 骨折?
圧迫骨折とは外から骨を押しつぶすような強い力が働いたために起こってしまう骨折です。 脊柱にある椎体の胸椎に起こる圧迫骨折を胸椎圧迫骨折、腰椎に起こる圧迫骨折を腰椎圧迫骨折といいます。 腰椎圧迫骨折は、骨粗鬆症、スポーツ外傷や転落事故、がんの転移部などにより起こることがあります。
胸腰椎移行部 圧迫骨折 なぜ?
【胸腰椎移行部圧迫骨折とは?】 脊椎椎体の圧迫骨折は脊柱に対して垂直の圧迫力が(背骨を頭からと足の裏からとで潰す力)働いて発生するものが多いです。 骨折なので通常大きな力が加わった際に起こるのですが高齢者の方で骨粗鬆症がある方は少しの力でも骨折する恐れがあるので注意が必要です。
コルセット 圧迫骨折 いつまで?
そもそも、脊椎圧迫骨折は、軽微な転倒や尻餅をついたりすることで受傷します。 転倒をしないためには、貸し筋力の向上やバランス訓練などのリハビリが必要です。 コルセットの終了のタイミングは、レントゲン検査などで圧迫骨折部分の骨癒合を見ながら決定します。 基本的には2ヶ月ほどコルセットを着用していだたくことになります。