骨粗しょう症が原因の痛みを感じない脊椎椎体骨折は、「いつの間にか骨折」と呼ばれており、注意が必要です。 骨折は一度起きると連鎖しやすく、周囲の骨も折れやすくなります。 10 авг. 2017 г.
骨粗鬆症により、明確なきっかけもなく無自覚のうちに起こる脊椎椎体骨折を何と呼ぶ?
脊椎圧迫骨折は、背骨が押しつぶされて変形を起こす骨折でその主な原因は骨粗鬆症です。 骨粗鬆症になると、しりもちはもちろん、くしゃみや不用意に重いものを持ち上げたり、体をひねったりの動作で背骨がつぶれることがあります。 また、明らかなきっかけがなく、知らないうちにつぶれることもあります。
せきついついたい骨折?
概要 背骨の前方にある椎体が壊れて変形してしまう骨折を「脊椎圧迫骨折(脊椎椎体骨折)」といいます。 若・壮年者が交通事故や転落事故で受傷することもありますが、多くは骨粗しょう症による骨脆弱性(骨が脆くなる)を背景として高齢者にみられる外傷です。
椎体骨折って何?
椎体骨折(ついたいこっせつ)とは、背骨(脊椎:せきつい)の骨折のことをいいます。 どのような症状が出るかについては、椎体骨折が起こった原因によって異なります。 骨粗鬆症が原因となって起こった骨粗鬆症性椎体骨折の場合には、身体を動かしたときの腰や背中の痛み(動作時痛)が主な症状です。
圧迫骨折ってどうなるの?
圧迫骨折を起こした部位は突起が飛び出したようになり、そこを叩くと痛みが増強します。 胸椎と腰椎の移行部あたりの椎体にみられ、潰れてしまった椎体が神経根を圧迫するとヘルニアや狭窄症に似た下肢の痛みやしびれの症状を示すことがあります。 その他の症状として、多発性に圧迫骨折が起こると背中が丸くなり(円背)身長が低くなります。
背骨 骨折 どうなる?
脊椎圧迫骨折の症状 脊椎圧迫骨折の主な症状は、寝返りを打ったときや、起き上がったときに感じる背中の激しい痛み。 背中のほか、腰の部分に痛みが及ぶこともあります。 また、何年も前に起きた圧迫骨折であっても、しっかりと固まっておらずに体を動かすたびに上下の骨がズレて重い痛みを感じる場合もあります。
腰の骨折れるとどうなる?
腰椎圧迫骨折の主な症状は強い腰の痛みです。 多くは寝返りや起き上がりなどの動作時に強い痛みを訴えます。 さらに、骨折の進行によって神経障害が起こり、下肢の痛みやしびれなどの症状が出現することもあります。 また、背骨のがんが併発している場合などには、骨折が重症化しやすく、強い神経障害を引き起こす可能性もあります。
圧迫骨折 コルセットしないとどうなる?
圧迫骨折後のコルセットの着用 コルセットは、骨折部の安静を保つための治療用装具になります。 コルセットを装着していないと、座ったり、立ったりした時に、重力がかかり、脊椎が潰れてしまう方向にストレスがかかります。 つまり、骨折の圧壊を進めてしまいます。
骨粗鬆症 痛み いつまで?
骨粗鬆症による脊椎の骨折では腰や背中に激痛を生じますが、骨がつながる2~3週間後には痛みが軽くなってきます。