浅い傷は皮膚に本来備わっている自然治癒力によって数日で治ることも多いのですが、細菌に感染して傷口が膿んでしまう「化膿」の状態が長引くと、治りが遅くなります。
化膿した傷 どれくらいで治る?
化膿した傷はどれくらいで治る? 個人差はありますが、医療機関での治療後、安静にしていれば通常は4、5日ほどで良くなっていきます。
傷口 化膿したらどうする?
血が止まったら、絆創膏などで傷口を保護します。 化膿している傷や、感染のおそれがあるときは、消毒薬の使用・もしくは傷用軟膏で保護することが効果的です。 化膿している場合、消毒後に抗生物質配合の皮膚用薬を使いましょう。
傷口からばい菌が入るとどうなる?
ところが、傷口が汚れていたりすると、付着した異物や壊死した皮膚組織などから細菌が感染して炎症を起こし、赤く腫れて痛み、膿が出てきます。 これが「化膿」です。 また傷が深い場合には、皮下深くに細菌が入りやすく、あとから化膿することもあります。
傷口 化膿してるかどうか?
しかし、膿であるか(化膿しているか)は、炎症症状の有無で判断します。 具体的には、傷周囲の皮膚に発赤・腫脹があれば化膿していると判断します。 発赤・腫脹がなければ感染していないと判断します。