若い頃と比べると、生理周期が少しずつ早まってきているという30〜40代の女性は少なくありません。 生理周期が早まっていても、そのズレが1週間以内であれば正常の範囲内です。 しかし、もし生理周期が24日以内の場合は要注意です。 生理周期が24日以内の状態は「頻発月経」とよばれ、なんらかの病気が隠れている可能性もあります。
生理日が早まるのはなぜ?
1.卵子が排卵するまでの期間(卵胞期)が短くなっている 生理終了から排卵までの期間が短くなることによって生理周期が早くなることがあります。 この期間を卵胞期と呼び、エストロゲンの分泌量が増えることによって卵胞内の卵子が成熟して排卵に備え、子宮内膜は妊娠に向けて肥厚していきます。
生理 早まる 何日?
生理周期は正常の範囲より短すぎても長すぎてもカラダに何らかの異常がある可能性があり、注意が必要です。 もっとも、人間のカラダは機械ではないので、この生理周期はときどきズレることがあります。 2、3日前後することはよくあることで、疲れやストレス、睡眠不足などが原因で1週間ズレることも珍しくありません。
頻発月経 なぜ?
頻発月経 月経周期が24日以下の短いサイクルになることを「頻発月経」と言います。 原因としては、ストレスによるホルモン分泌の乱れや卵巣機能の低下が考えられます。 頻発月経のなかには、排卵後に分泌される黄体ホルモンの働きが不十分で、排卵日から月経開始までの期間が短くなる場合もあります(黄体機能不全)。
生理何日ずれるのは普通?
一般的には25~38日間が正常な生理周期だといわれています。 体調や精神的なストレスによって、多少早まったり遅れたりしても、生理予定日の前後2~5日程度のずれなら正常の範囲内ですので安心してください。