生理食塩液せいりしょくえんえき 細胞外液欠乏時すなわち水分の欠乏時や、ナトリウムイオン、クロルイオンの欠乏時に皮下注射、静脈注射、点滴静脈注射で用いられる。 そのほか、皮膚、粘膜の洗浄や、含嗽(がんそう)(うがい)、噴霧吸入用として痰(たん)の排出促進などに用いられる。
生理食塩水 どんなときに使う?
せいり‐しょくえんすい【生理食塩水】 体液、特に血清と浸透性を等しく作った食塩水。 輸血・補液や注射用薬剤の溶媒として用いるほか、摘出した器官や組織を生きたまま保存するときに使用。
生理食塩液 なぜ?
Na欠乏型脱水 Na欠乏型脱水では、細胞外液のナトリウムなどの電解質が失われ、細胞外の浸透圧が低下し、細胞外液の水分が浸透圧の高い細胞内へ流れていきます。 この場合には、細胞外液に電解質を補うために、生理食塩液や乳酸(酢酸・重炭酸)リンゲル液などの細胞外液補充液(等張電解質輸液)が投与されます。
手術 生理食塩水 なぜ?
また、なぜ滅菌精製水や蒸留水ではなく生理的食塩水を使うのであろうか。 これは、既に細胞の生存あるいは増殖にとって何が必要かが判っているからである。 つまり、腹腔内などの生きた細胞は、細胞内部と同じ浸透圧、つまり等張液でないと活動できなくなるからである。
生理食塩水 何性?
食塩水は、リトマス紙は、青色も赤色も変化せず、確かに中性となっている。