気管に入ってしまったものやのどのくぼみに溜まったものを確実に吐き出すためには、頭を低く下げた「前傾姿勢」で強く吐き出す方法が効果的です。 頭をなるべく低くしてかがむと、口がのどより下きて重力が味方になってくれるので確実に吐き出すことができます。
気管に食べ物入ったらどうなる?
うまく飲み込めずに、食べ物が気管や肺に入ってしまうと(誤嚥:ごえん)、窒息や肺炎を起こすことがあるので、大変危険です。
気管に食べ物が入ったら 何科?
【食事中に突然、息ができなくなったり、誤嚥が起こったら、まず、気管食道科専門医に相談してください。】
食べるとむせるのはどうして?
食べ物が呼吸をするための管やその先の肺に入ってしまうと、息ができなくなったり、肺炎になったりするため、勢いよく空気を吐き出して食べ物を外に出そうとします。 この勢いよく空気を吐き出すのが「むせ」です。
気管に入ったらどうする?
気管に入ってしまったものを吐き出す必要があります。 頭を低く前傾姿勢にすることで、咳をして吐き出しやすくなります。 むせ込みが落ち着いたら、大きく深呼吸をしましょう。 また、むせているときにお水を飲むのは、かえって危険なのでやめましょう。