Q9 食物アレルギーの症状出現時にはどのような薬剤を使用すれば良いですか? 皮膚症状・口腔内症状に対しては、ヒスタミンH1受容体拮抗薬の内服を、呼吸器症状に対しては気管支拡張薬(β2刺激薬)吸入・酸素投与を、消化器症状に対しては補液を検討します。 追加治療が必要な場合は、副腎皮質ステロイドの内服・静脈注射を考慮します。
食物アレルギーは治りますか?
乳幼児に多い鶏卵、牛乳、小麦、大豆のアレルギーは3歳までに5割、小学校の就学までに7-8割が治ると言われています。 またそれ以外の原因食物は全般的に治りにくく、ピーナッツアレルギーで1-2割程度が自然に治ると考えられています。 重症児は中等症以下の児よりも治りにくい傾向があります。
食物アレルギー どうする?
食物アレルギーには、治療薬はありません。 医師は原因食物を除いた食生活を指導します。 ただし、その除去は必要最小限にとどめます。 食物除去中は、特定の栄養素が失われないよう、代替食品の紹介をはじめとした栄養指導をあわせて行います。
食物アレルギー どれくらいでおさまる?
食べてすぐに症状が出た場合は、15〜30分以内に治まることが多いです。 ただし、アレルギーの種類や体調に応じて、症状が落ち着くまでの時間はそのときどきで異なります。
なぜ食物アレルギーになるのか?
アレルゲンが含まれる食べ物を体に取り込むと、そのアレルゲンにだけ結合することができる免疫グロブリンE(IgE)抗体が作られます。 そこにさらにアレルゲンが入ってくると、IgE抗体と結びついて、刺激物質のヒスタミンや体に有害な物質を放出するメカニズムが働きます。 それらの物質によってアレルギー反応が起こるのです。
