食中毒統計調査は、食品衛生法に基づき都道府県知事等から厚生労働大臣に報告があったものを対象とする統計調査で、毎年実施されています。
食中毒 毎年何人?
厚生労働省の統計(食中毒発生状況)[外部リンク] によると、直近5年間の食中毒発生件数は変動があるものの、900~1400件の幅で推移しており、令和2年の食中毒は887件(患者:14,613人)報告されています。
平成30年の食中毒統計調査で、病因物質別食中毒の患者数が最も多いのはどれか?
○ 病因物質別の事件数を見ると, アニサキス(468 件,35.2%),カンピロバクター・ ジェジュニ/コリ(319 件,24.0%),ノロウイルス(256 件,19.2%)の順で多かった。
食中毒調査 誰が行う?
2 都道府県等では、食品衛生主管部局及び保健所が調査を実施する。 なお、保健所では、保健所長の指揮により、関係機関の協力を得る等、連携を密にし、保健所職員(食品衛生担当職員等)が調査を実施する。 (1) 医師より電話又は口頭による届出があった場合は、その届出を受けた保健所において食中毒患者等届出票を作成すること。
食中毒の時期はいつ?
食中毒の発生状況は1年中一定ではありません。 おおよその傾向では、寒い季節に食中毒の発生は少なく、4月、5月と暖かくなるにつれて多くなり、7月から9月にかけての夏場に最盛期を迎えるといわれています。