腹帯とは、「創部を広範囲に支えることで創部からの出血、滲出液の防止、ガーゼの固定や創痛、不快感を和らげ、患者の離床を容易にするために用いる」(看護大事典)とある。 従来より多くの病院で、開腹手術の術後には腹帯を使用することが習慣となっており、当院でも開腹手術を予定している患者には腹帯購入の説明を行ってきた。
腹帯 なぜ必要 術後?
前述の通り、傷口に術後腹帯を巻くと回復効果が早まるというような医療的根拠はありませんが、患者に対して精神的安心感を与えるのに重要な役割を果たします。 傷が見えないことで安心感を促したり、実際パンツや服が直接傷口に触れることを防げて、痛みを緩和するなどの効果も確認されています。
腹帯 何に使う?
腹帯とは 帯祝いで神社で祈祷した「さらし布の帯」のことです。 このさらし帯は「祝い帯」「岩田帯」などと呼ばれており、おなかまわりに巻いて、大きくなるおなかや腰をささえたり、おなかの冷え対策に使います。
帝王切開 腹帯 何のために?
帝王切開だと「術後腹帯」を使用することも 「術後腹帯」とは、帝王切開の傷口を保護するための腹帯です。 帝王切開で出産した場合、産後1ヶ月程度は術後腹帯の使用が推奨されています。
子宮摘出後いつ腹帯をとりましたか?
病院・産院によって異なりますが、帝王切開や婦人科手術・開腹手術の際、一般的には退院後約1ヶ月程度は術後腹帯の着用を推奨されています。