【はじめに】整形外科の手術においては、穿刺部の清潔確保・着脱が簡易な事から手術時の下着として恒常的にT字帯が使用されてきた。 また、術式によっては創が腸骨後面に及ぶため、処置時にT字帯や下着を脱ぐ必要がある。 4 февр. 2009 г.
T字帯 何枚必要?
準備用品備考必要数量T字帯-1~2枚※授乳用ハーフトップ・乳帯カップが開閉できるものを用意。(フルオープンタイプがおすすめ)2~4枚※骨盤ベルト産後の緩んだ骨盤を支えます。1枚※腹帯帝王切開後に使用します。1~2枚※
術後腹帯何のために?
腹帯とは、「創部を広範囲に支えることで創部からの出血、滲出液の防止、ガーゼの固定や創痛、不快感を和らげ、患者の離床を容易にするために用いる」(看護大事典)とある。 従来より多くの病院で、開腹手術の術後には腹帯を使用することが習慣となっており、当院でも開腹手術を予定している患者には腹帯購入の説明を行ってきた。
術後腹帯いつまでつける?
病院・産院によって異なりますが、帝王切開や婦人科手術・開腹手術の際、一般的には退院後約1ヶ月程度は術後腹帯の着用を推奨されています。
開腹手術後 腹帯 なぜ?
前述の通り、傷口に術後腹帯を巻くと回復効果が早まるというような医療的根拠はありませんが、患者に対して精神的安心感を与えるのに重要な役割を果たします。 傷が見えないことで安心感を促したり、実際パンツや服が直接傷口に触れることを防げて、痛みを緩和するなどの効果も確認されています。