私たちが毎日使う水の主な源は川の水であり、その大もとは空から降った雨水です。 雨を降らせるのは、海や陸の水が蒸発散して大気中にできた雨雲です。 そこから地上に降った雨は川となったり、地下水となったりして、やがて海へ戻っていきます。 そして海の水は再び大気中に蒸発し、雲をつくって雨を降らせます。
水はどこから来るのかな?
地表を流れたり、地下にしみこんだりしながら、少しずつ川に流れます。 川の水はダムや湖にためられます。 ダムや湖にためられた水は、取水設備から取り入れられます。 取り入れた水は、「導水管」を通って、浄水場に運ばれます。
水はどこから 神奈川県?
神奈川県の水源概要 神奈川県における上水道、工業用水道等は、県央部を流れる相模川と県西部を流れる酒匂川にその多くを依存し、相模川水系と酒匂川水系の2つの水源により、県内水需要の9割以上をまかなっています。
水はどこから 単元目標?
Ⅰ 単元構想 1 目標 生活に使われている水に関心をもち、飲料水の確保及び排水処理に関わる対策や事業につ いて追究する活動を通して、これらの対策や事業が地域の人々のくらしの維持と向上に役立 っていることを考え、理解するとともに、水を大切にしていこうとする態度を養う。
浄水場できれいになった水は、配水所に送られていきますか?
浄水場できれいになった水は、配水所に送られていきます。 ここは水道水になる水をためておけるところです。 必要に応じて配水管を通って水が流れていける仕組みになっています。 水は、区道・市道などで給水本管から分岐した配水小管を流れていきます。 その後家庭用の水の通り道となる給水管へと流れる仕組みです。 配水管は、どの家庭にもきちんと水が流れていくように、網目のように張り巡らされています。
なぜ海水から飲み水をつくるのですか?
海水から飲み水をつくるには、この実験のぎゃくの方法を行います。 海水の方を大きな力でおしてやるのです。 そうすると、塩を残して真水だけが、まくを通っておし出されてくるのです。 これは「逆浸透 (ぎゃくしんとう) 」とよばれるものです。 海水たん水化しせつでは、この方法で飲み水をつくり、塩がこくなった海水は、回りのかんきょうをこわさないように海にもどされます。
水道水のもとになる水は何ですか?
水道水のもとになる水のことを原水と呼びます 。 一般的には3種類の原水があるとされており、すべてが水道水の源となっています。 まず 表流水という河川の地表上を流れている水 があります。 水量が豊富で安定した取水が可能なので、日本では最もポピュラーなものです。 ただし水量は、環境に左右されるところが大きいという特徴を持っています。 季節によって水温が上下したり、大雨によって水が濁ったりなどといった水質的な変化が大きいです。 次に 伏流水という水 があります。 河川の底にある砂利層の中を流れている水のことです。 砂利層をろ過することによって、表流水よりも不純物の少ない水になるとされています。 比較的良質で、安定した取水量が期待できる原水と言えます。 そして 地下水 が、最後の原水です。