しゅんまく【瞬膜 nictitating membrane】 まぶたの下にあり,眼球前面を横切って開閉できる透明な薄膜で,第三眼瞼(がんけん)third eyelidともいう。 この薄膜の機能はまぶたの機能とほぼ同じで,開閉することによって角膜を湿らせ,また角膜上の異物を除去する。
瞬膜 なぜ?
瞬膜の役割は、ずばり眼球の保護です。 瞬膜は、まばたきなどで上下のまぶたを閉じたとき、一緒に水平方向に閉じて、眼球の表面に付いたゴミを払いのけるワイパーのような役割をします。 また、瞬膜のなかに「瞬膜腺」という涙を出すところがあり、瞬きをするたびに角膜表層に涙を広げることで、眼球を乾燥から守ります。
猫 目から何か出てる?
チェリーアイ チェリーアイは、猫の瞬膜の内側(眼球側)にある「瞬膜腺(第三眼瞼腺)」という涙を分泌する腺が、正常な位置から飛び出してしまう病気です。 瞬膜から飛び出した瞬膜腺が赤く腫れあがり、さくらんぼのように見えることから、チェリーアイと呼ばれます。 これは、先天的、または外傷のような後天的な原因によって生じます。
瞬膜 犬どこ?
犬の目頭にもともと備わっているもので、瞬膜、または第三眼瞼と呼ばれます。 犬の瞬膜は、まぶたと同様に物体や刺激などから目を保護する機能のほか、涙の一部を分泌したり、それを角膜に行き渡らせたりする役割があります。
鳥 瞼 下から なぜ?
カモ類などのまぶたが下から上に閉じるのは、天敵であるタカ類をいち早く察知するのに、目が上から開く点で有利と考えられます。