酢に含まれる酢酸は揮発性が高い物質で、酢を口に入れると酢酸が揮発して気管内に張り付いてむせるのだという。
よくむせるのはなぜ?
むせることはよくあることですが、あまりひんぱんにむせる場合、喉頭や下咽頭の腫瘍や神経系の病気が隠れていることがあります。 また、誤って気道に入ったものをうまく外に押し出すことができず、気管のほうに入っていくと、肺炎の原因になることもあります。 どんなとき、どのようにむせるかを話して、耳鼻咽喉科で検査してもらいましょう。
飲み物 むせる なぜ?
水は流れるスピードが速いため、飲み込みの反射が起きる前に気道へ入り込むと、「むせ」が起こります。 水分を摂取するとむせる原因は、前述した食物を食べるとむせる原因と同じですが、水分摂取時に特に強く「むせ」が認められる場合には、口の中で食べ物の保持不良などのほかに、耳鼻咽喉科領域である声門の閉鎖不全が原因の場合もあります。
おじさん むせるなぜ?
高齢化に伴い、飲み込む力が衰えているのが原因で、これによりむせる回数が増えてしまう。 実は脳とのかかわりが深い。 飲み込んだ際に、脳から信号が送られて喉頭蓋が反応するが、加齢により脳からの信号が遅れるようになる。のどの筋肉の衰えもあって、誤嚥を引き起こすというわけだ。
酢を飲みすぎるとどうなる?
酢を摂り過ぎると、歯を溶かす可能性があります。 歯の表面はエナメル質という膜で覆われていて、酸によって溶けだします。 これらがエナメル質が溶けてしまうと虫歯になったり知覚過敏になったりと口腔内トラブルの原因になるので、酢の飲み過ぎにきをつけましょう。