タバコの成分ニコチンには血管を収縮させる作用があります。 タバコを吸うと胃・十二指腸を始めとする消化管の働きが悪くなります。 また、食道・十二指腸をつなぐ括約筋が緩み食べ物や胃液・十二指腸液の逆流がおこり、「胃もたれ」「吐き気」が生じます。
タバコ 気持ち悪くなる なぜ?
煙草に含まれるニコチンには催吐作用があるので喫煙者の多くは歯磨き時に吐き気を感じます。 喉が過敏になっているので少しの刺激で気分が悪くなるとされています。 吐き気を催さなくなったという人も少なくありません。
タバコを吸うとふらつく なぜ?
また、たばこに含まれるニコチンは血管を収縮させ、一酸化炭素は血液の酸素を運ぶ能力を低下させるため、酸欠状態になり、脳や内耳の働きに影響を与えてめまいの引き金になることがあります。
食後 タバコ吸いたい なぜ?
まずタバコを吸いたくなる理由。 食事の後、特に満腹時には消化作業のために血液が胃に集まってくる。 すると脳の血液(酸素)が足りなくなり、頭がボーっとしてくる。 これがニコチン摂取による血管収縮の時とよく似ているために、さらにタバコを吸おうとしてしまう。
タバコを食べるとどうなるか?
タバコ葉の中に含まれるニコチンは非常に猛毒で、子どもの場合は1/2~1本を摂取すると命の危険があります。 タバコを2㎝以上食べると15分~30分ほどで顔色の青白さや吐き気、脈の速さなどが現れ、重症の場合はけいれんや呼吸停止を引き起こします(急性ニコチン中毒の症状)。