たい‐ばん【胎盤】 の解説 子宮内にあって、胎児と臍帯 (さいたい) によってつながり、母体との物質交換を仲介する海綿状・盤状の器官。 胎児の娩出 (べんしゅつ) のあと脱落する。
たいばんは何?
たいばん【胎盤】 子宮の内壁にできる円板状の器官で、臍の緒(へそのお)で母体と赤ちゃんをつなぎます。 妊娠5週ごろから作られ始め、13週ごろ完成します。 臍の緒を通じ、母体から赤ちゃんへ酸素や栄養を渡し、老廃物や二酸化炭素を母体へ送り返すなど、大切な役目を担います。
胎盤 何週から?
妊娠12~15週 そろそろ胎盤が完成する時期です。 おおよそ妊娠15週で胎盤が完成すると、赤ちゃんは栄養をしっかりと吸収することができるので、発育の速度が増してきます。 妊婦さんのおなかが少しずつふくらんでくるのもこの時期からです。
胎盤 位置 正常 何センチ?
明確には定義されていませんが、臨床的に、胎盤辺縁と内子宮口の最短距離が2cm以内の状態を目安としています。
胎盤は何からできている?
胎盤は母体の組織に由来する基底脱落膜と、胎児の組織である絨毛が一緒になって構成されており、円盤状の基底脱落膜のなかに絨毛(じゅうもう)が納まっているような形をしています。