体位ドレナージは1日2~6回程度、1回あたり20分程度を目安に行います。 実施の際には、ピローやバスタオルなどを利用して、体位が崩れないようにしたり、患者さんの苦痛を助長しないよう安楽に体位を維持できるように工夫しましょう。
たいいどれなーじ 注意点?
実施する際は、身体損傷がないように側臥位の下側になってしまう手足の位置を確認することが安全上大切です。 また、気管内挿管中の患者さんについては自己抜管の危険性に対して十分に注意し、1人よりも2人で対応・確認したほうがよいでしょう。
たいいどれなーじ 食後?
不正解です。 食事直後に体位ドレナージを行うと、体位によっては嘔吐や誤嚥を誘発する恐れがあるため、少し時間がたってから行いましょう。 4.
たいいどれなーじ スクイージング?
体位ドレナージとの併用が基本 体位ドレナージが重力を利用した排痰誘導であるのに対して、スクイージングは限定的な圧迫による排痰誘導になります。 スクイージングだけで排痰を促そうとする傾向もみられますが、スクイージングだけでは効果的な排痰は期待できません。
胸水 たいいどれなーじ?
患者さんに胸水が貯留している場合は、体位を確認しましょう。 健側肺が下になる体勢をとると、健側の血流が増加して換気の効率が上昇するため、酸素飽和度が上がります。 つまり、楽な姿勢になるということです。