寝る前や朝起きた時によく出ます。痰は粘りのある場合もありますが、ほとんどは、つば同様の無色です。集団検診や耳鼻科で検査をしたところ、 .
痰はどこから出てくるんですか?
痰は口や鼻と肺をつなぐ気道から出る分泌物です。 痰は気管にある細菌やウイルスなどの異物を排出するために分泌されます。 気管とはもっとも太い気道のことです。 そして痰が分泌されているということは、体の防御反応が細菌やウイルスに対して正常な働きをしているといえるでしょう。
痰の色で何がわかる?
痰の色や性状でわかること 特に、風邪や肺炎、ウイルス感染症などで痰が増加している場合、痰の色が濃く、粘り気が高くドロドロした痰が出る可能性があります。 このような単が観察される場合、細菌やウイルスなどによる感染症が強く疑われます。 一方、白く(透明〜白色)粘り気のある痰が出やすいのが喘息などの呼吸器疾患です。
痰で何がわかる?
痰は呼吸器系の粘膜から分泌される粘液で、外から吸入された異物(細菌、 ウイルス、ほこりなど)をとらえて外界に出す役割があります。 痰の中には、肺や気道からはがれた細胞や細菌などが含まれるため、喀痰 検査は呼吸器の病気を調べるために大変重要です。 喀痰検査には細菌検査と 細胞診検査があります。
いつまでも痰が絡む?
風邪やインフルエンザにかかった時も咳や痰が出ますが、2週間以上続くことはまずありません。 2週間以上続くときは、肺や気管支など呼吸器の病気にかかっている疑いが強いので、病院で検査を受けましょう。 2週間以上咳や痰が続く呼吸器の病気には、肺がんや肺結核のほか、喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などがあります。
痰を飲んでしまったらどうなるか?
飲み込んでも問題ありませんが、痰が多いと具合が悪くなる人もいるので、出せる場合は出しましょう。 痰には風邪のウイルスや細菌が混じっていますが、飲み込んでも胃液で通常死滅します。
透明な痰が出るのはなぜ?
透明な痰は、気管支喘息や初期の気管支炎などの患者さんで喀出されることが多いです。 喘息発作などでは透明な痰が増加することもあります。 薄い黄色の痰は、ウイルスや細菌感染などが疑われます。
痰に血が混じる 何科?
医師にて問診・診察され出血源を探すこととなります。 鼻の中・のどからの出血であれば「耳鼻咽喉科」の専門家へ、血痰・喀血であれば「呼吸器科」へ、吐血であれば「消化器科」に紹介されるでしょう。