痰が絡むのは細菌やウイルスに感染したり、汚れた空気やホコリを吸い込んだりしていることが原因です。 健康な状態でも痰は分泌されていますが、普段は粘性が少なくサラサラしています。 しかし体に異物が侵入すると、それを押しだそうとするため粘り気が増して絡むようになるのです。
痰がずっと絡む 何科?
なかなか治らない患者さんは一度、のど・鼻を診る耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。 口の中からのどの奥、気管支まで粘膜の状態を詳しく診てもらい、また鼻もあわせてチェックを受け、しっかり治療してもらうとほとんどの方は良くなります。
痰 粘稠 なぜ?
気道には粘液を分泌する細胞(杯細胞)があり、分泌された粘液が気道の乾燥を防いでいます。 また、吸い込んだ空気には、ほこりや微生物が含まれており、粘液はこれらをとらえて気道の奥に侵入することも防いでいます。 粘液の分泌が増えたり粘稠度が増すと、空気の通り道である気道にたまり、せきをするとタンとして喀出されます。