不適切な生活習慣を続けて いると、すい臓から分泌される インスリンの量が不足し、働き が不十分となり、ブドウ糖をエ ネルギー源としてうまく利用 できなくなってしまいます。 その結果、血液中のブドウ糖 の量が増えるため、血糖値が高 い状態となり、糖尿病を発症し ます。
何が原因で糖尿病になるの?
遺伝的な体質に過食(特に高脂肪食)、運動不足、肥満、ストレスなどの生活習慣や加齢といった要因が加わり、発症するとされています。 このため、2型糖尿病は「生活習慣病」ともいわれるのです。 遺伝子の異常によるもの、ほかの病気や薬剤に伴って起こるものがあります。
どういう人が糖尿病になるか?
慢性的な食べすぎ、肥満、運動不足、過度の飲酒、加齢などの要因があります。 とくに肥満は糖尿病に直接的な影響を与えます。 現在は太っていなくても、過去に太っていた人も要注意です。 家族に糖尿病の人がいない場合でも、こうした要因をもつ人は糖尿病になるリスクが高くなります。
何を食べると糖尿病になるの?
糖尿病になってしまった一番大きな原因は、糖質・炭水化物のとり過ぎです。 あなたが糖尿病になってしまったのは、甘いもの、ごはん、パン、麺類(そば、うどん、ラーメン、パスタなど)を食べ過ぎているからではないでしょうか? 運動不足が原因ではない、ごはん、パン、麺類を食べ過ぎているからです。
一型糖尿病 なぜなる?
1型糖尿病は、主に自己免疫によっておこる病気です。 自分の体のリンパ球があやまって内乱を起こし、自分自身のインスリン工場、膵臓にある膵島β細胞、の大部分を破壊してしまうことで発病します。 生活習慣病でも、先天性の病気でもありませんし、遺伝して同じ家系の中で何人も発病することもまれです。