てんかんは脳内の神経細胞の過剰な電気的興奮に伴って、意識障害やけいれんなどを発作的に起こす慢性的な脳の病気です。 この病気は紀元前から知られており、かつては憑き物にとりつかれて生じる病気と信じられていたため、いまだに多くの誤解や偏見があります。
てんかん という病気はどういう病気?
てんかんは、突然意識を失って反応がなくなるなどの「てんかん発作」を繰り返し起こす病気ですが、その原因や症状は人により様々で、乳幼児から高齢者までどの年齢層でも発病する可能性があり、患者数も100人に1人と、誰もがかかる可能性のあるありふれた病気のひとつです。
てんかんとは 何科?
Q2:てんかんを疑ったらどの病院の何科を受診すればよいですか? A:一般的にこどもなら小児科、思春期を過ぎたら神経内科・脳外科・精神科ですが、いずれの場合も、てんかん専門医あるいは神経、精神系の専門医のいる施設の受診をお勧めいたします。
てんかんは何の障害者になりますか?
サービスの対象となる人の一つに障害者がありますが、現在の我が国では「身体障害」「知的障害」「精神障害」の3つの障害の区分があり、てんかん発作により生活上の障害がある場合は「精神障害」の区分に入ります。
欠神発作 何科?
A 注意欠如・多動症(ADHD)と診断されていたのに、実は欠神発作という子は結構います。 物事に集中できないというADHDの症状が、欠神発作で意識を失っているために起こっているということがあるのです。 Q どうやって診断し、治療しますか。 A 脳波をとれば、特徴的な波形で診断できます。