Q2:てんかんを疑ったらどの病院の何科を受診すればよいですか? A:一般的にこどもなら小児科、思春期を過ぎたら神経内科・脳外科・精神科ですが、いずれの場合も、てんかん専門医あるいは神経、精神系の専門医のいる施設の受診をお勧めいたします。
てんかんの発作何分?
持続時間は30分以上と定義されることが一般的ですが、臨床現場では5分以上をてんかん重積状態と考えて治療を開始します。 てんかん重積状態や発作頻発を起こす原因として、小児では、熱性けいれん、脳炎、脳症、髄膜炎など、急性の原因が多くみられ、成人では、脳血管障害、脳腫瘍、脳炎、髄膜炎、頭部外傷などがみられます。
てんかんはどのくらいでなおるのか?
通常成人になるまでに完全に治ります。 大部分は成人になるまでに治り、特に全身けいれんなどの発作がないものほど治りやすいことが知られています。 80%は薬で発作を抑えることが可能です。 抗てんかん薬によって症状を抑えることが可能ですが、薬を中止すると5年以内の再発率が75〜100%といわれています。
てんかんは完治しますか?
てんかんは一生治らない「不治の病」と思われてきましたが多くいますが、てんかんは治療可能な病気です。 特発性部分てんかんがもっとも治りがよく、100%の患者さんの発作が治療を開始してから2年以内に止まったのに対し、症候性全般てんかんでは、20%の人しか止まらないという研究結果があります。
欠神発作 何科?
A 注意欠如・多動症(ADHD)と診断されていたのに、実は欠神発作という子は結構います。 物事に集中できないというADHDの症状が、欠神発作で意識を失っているために起こっているということがあるのです。 Q どうやって診断し、治療しますか。 A 脳波をとれば、特徴的な波形で診断できます。