日本では1930年代後半(1938年)に発表された論文で氣壓(気圧)や気象と症候(喀血)に関し科学的に論じている。 その後、1940年代前半(1942年)には、「氣象病」の用語が登場し、気候と体調不良や重篤な症候の脳出血、脳梗塞、心筋梗塞などに関してさらなる研究が行われた。
天気痛 いつまで?
日数ごとの割合を見ると、1〜2日で治る方が多いものの、約3割の方が週に3日以上天気痛の症状に悩まされていることがわかります。
天気痛 どんな時?
「天気痛」とは、台風が近づくと頭痛がする、雨が降ると古傷が傷むなど、その人がもともともっていた症状が天気に影響されて現れたり悪化したりするものをいいます。天気痛の症状は、頭痛、神経痛の悪化、めまい、肩こり、首痛、腰痛、眠気、耳の症状、気分の落ち込み、うつ、不安症など多岐にわたります。
気圧 頭痛 いつから?
季節は関係するの? 日本の平均気圧は春から夏にかけて低くなり、秋から冬に高くなる傾向にあります。 その影響でしょうか、ある調査では頭痛の頻度も5月から10月に高くなり、11月から4月には少し低くなるようです。 年間を通して頭痛が一番多い月は9月で、これは台風による影響があるのかもしれません6)。
天気痛 どこが痛い?
気象病の代表的な症状である頭痛に悩まされる人からは、「ズキーンという痛みが、ずっと続く」(49歳・女性)、「こめかみ、頭の後ろが痛む。 吐き気もある」(46歳・女性)などの声が寄せられました。 中には「雨が降る前から頭が痛くなる」とう声もあります。