統合失調症の代表的な治療として、薬による治療と精神科リハビリテーションがあります。 急性期には薬による治療が基本になりますが、なるべく早い時期から薬と精神科リハビリテーションを組み合わせた治療を行うことが効果的です。
統合失調症は治るのですか?
統合失調症は、考えや気持ちがまとまらなくなる状態が続く精神疾患で、その原因は脳の機能にあると考えられています。 約100 人に1 人がかかるといわれており、決して特殊な病気ではありません。 思春期から40歳くらいまでに発病しやすい病気です。 薬や精神科リハビリテーションなどの治療によって回復することができます。
統合失調症 どれくらいで治る?
回復期前期の期間は短くて半年、長いものになると2、3年かかる場合もあります。 回復期前期の疲弊した状態が、何らかの事情でそれ以上回復しなくなり、長年にわたると、真の陰性症状ということになります。 これが、回復期前期での回復の停滞や固定化です。 ただし、陰性症状は、急性期や回復時臨界期でも見られます。
統合失調症 放っておくとどうなる?
早期に内服を開始し、そのままお仕事に戻られる方も沢山おられます。 しかし、治療を行わないと病状が徐々に進行していきます。 こころの病気は目に見えないことが多く、自然に治るだろうと考えて放置していると、脳の神経機能が徐々に低下してしまいます。
統合失調症服薬しないとどうなる?
統合失調症は再発しやすい病気です。 症状がなくなったように思っても、服薬をやめると再発の可能性が高くなり、入院のリスクが高まることが知られています。 また、再発を繰り返すと症状が悪化し、回復しにくくなります。 主治医の指示に従って、規則正しく服薬を続けましょう。
統合失調症はどんな人がなる?
また統合失調症の人には一定の性格傾向があると言われております。 その性格とはおとなしい、素直、内気、控えめ、人と付き合うのが苦手、傷つきやすいなどの気質です。 これらはすべての人に当てはまるわけではありませんが、統合失調症の発症に影響があるのではないかと考えられています。
統合失調症 受診 何科?
統合失調症は精神科で扱う病気の中では最もポピュラーな疾患の一つです。
精神疾患 治りますか?
統合失調症や躁うつ病も、治療を中断すると再発する可能性が高いため、「病院に行かなくてもよくなる」という意味で「治る」ことは困難です。 しかし、統合失調症や躁うつ病を、適切や薬物療法を続けて症状をコントロールしていくことは(患者さんの重症度にもよりますが)可能です。