統合失調症は再発しやすい病気です。 症状がなくなったように思っても、服薬をやめると再発の可能性が高くなり、入院のリスクが高まることが知られています。 また、再発を繰り返すと症状が悪化し、回復しにくくなります。 主治医の指示に従って、規則正しく服薬を続けましょう。
統合失調症 治療しないとどうなる?
早期に内服を開始し、そのままお仕事に戻られる方も沢山おられます。 しかし、治療を行わないと病状が徐々に進行していきます。 こころの病気は目に見えないことが多く、自然に治るだろうと考えて放置していると、脳の神経機能が徐々に低下してしまいます。
シクレストの離脱症状は?
シクレストでは離脱症状は少ないですが、減薬の際に心身の不調が認められることもあります。 またお薬の増減によって、悪性症候群が起こることがあります。 悪性症候群は発熱や意識障害に加え、錐体外路症状(手足の震えやこわばり、嚥下障害)、自律神経症状、横紋筋融解症(筋肉の痛み)などが認められます。
統合失調症の減薬タイミングは?
急性期に大量投与を行う必要があっても、次第に鎮静し、覚醒水準が低下してくると、眠気、ふらつき、構音障害などの行動毒性が出現してくる。 標的症状と行動毒性を指標に1~2週毎に徐々に減薬を行い、最少有効量を維持量とする。
ペロスピロンの離脱症状は?
ルーランの離脱症状としては、ドパミン作動性:幻覚や妄想(過感受性精神病)・アカシジア・ジスキネジアコリン作動性:精神症状(不安・イライラ)・身体症状(不眠・頭痛)・自律神経症状(吐き気・下痢・発汗)