頭を打った時は、脳にいろいろな変化が生じます。 特に急性期に頭蓋内出血(頭の中の出血)が生じると生命に危険が及ぶ心配があります。 頭蓋内出血は、大多数が受傷後6時間以内に出現しますが、24時間程度は観察が必要です。 頭を打った後、元気だった人が急に死亡することがあるのはこの頭蓋内出血のためです。
頭打った いつまで痛い?
頭部打撲の症状(大人・子供・老人) たんこぶ(皮下血腫)など1~2週間で腫れや痛みが徐々に改善されてきます。
頭を打って死何時間後?
特に最初の6時間に変化が起こることが多く、12時間、24時間と注意が必要です。 まれに2.3日後に遅発性に出血を起こす人もいます。 その間は、入浴や運動・飲酒は控えるようにし、できるだけ静かに生活するように心掛けてください。 また、乳幼児の場合は保護者が目を離さないように注意してください。
頭を打った時どうしたらいい?
○吐き気や嘔吐の有無、瞳の大きさ、目や手足の動きに注意し ましょう。 ○頭を打ったあとすぐに泣いたか、ぼんやりしていなかったか、 よく観察しましょう。 ○出血がある場合は、乾いたタオルで強く圧迫して止血しましょう。 ○からだをゆすったり、たたいたりしないようにしましょう。
頭を打った時は何科?
頭を打ったとき、心配なときは何科にいけば良い? 救急外来(救急科)、脳神経外科に受診をしましょう。