だんだん強くなっていく頭痛、激しい頭痛、吐き気や嘔吐をともなう頭痛など、いつもと違う頭痛の場合は、早急な受診が必要です。 こうした頭痛の場合、重篤な脳疾患が起こっているか、そのリスクが急激に高まっている可能性があり、命にかかわることも考えられます。
いつもと違う頭痛 何科?
片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などの慢性的な頭痛は、頭痛外来・脳神経内科(神経内科)・脳神経外科など頭痛治療を専門に行っている医療機関の治療を受けることでコントロールできます。
頭が一瞬ズキッとする なぜ?
頭が一瞬ズキッとする症状は「後頭神経痛」の可能性が高いです。 後頭神経痛は、左右どちらかの後頭部から頭のてっぺんにかけて、ズキッとした瞬間的な痛みが走り、その後すぐに痛みは消えます。 一瞬痛みを感じた後、頭痛が続かなければ神経痛と考えられます。
生理の時なぜ頭痛?
卵胞期にエストロゲンの分泌量が増えはじめ、排卵前にピークを迎えます。 排卵と同時に低下し、黄体期に少し増えてから、月経期に入る生理初日前後でさらに急減します。 この月経前や月経中、排卵日直後で起こる、エストロゲンが急減するタイミングで片頭痛が起こりやすくなるといわれています。
後頭部 頭痛 何?
後頭神経痛 後頭部の感覚をつかさどる神経に起きる神経痛です。 神経が筋肉に圧迫されることが原因の一つと考えられており、猫背や長時間のパソコン操作、肩こりがあると起こりやすくなる場合があります。 ビリっと電気が走るような痛みや、痛くないときもしびれのような違和感を感じることもあります。
いつもと違う頭痛はありますか?
そこで、医師には「いつもと違う頭痛」であることを強く訴えてみてください。 また、脳動脈瘤から出血していなくても、脳動脈瘤が大きくなって周囲の神経を圧迫すると、片方だけのまぶたが下がって片眼がふさがってしまうことがあります。 瞳孔が大きくなったり、片方の目が外を向いたままになったりすることもあります。
頭痛を伴う頭痛はありますか?
肩こりなどの緊張に伴う頭痛です。 いわゆる「けんびき」のある人によく起こります。 頭痛の中で最も多いもので、重苦しく、締め付けられる感じがする頭痛です。 また、ストレスの影響が大きく、パソコンを長時間使用する人や、運転手さんにもよくみられます。
激しい頭痛の前兆はありますか?
その中でも特徴的な前兆は激しい頭痛で、「突然、ハンマーで頭をなぐられたような痛み」「天地がひっくり返るような痛み」と表現する人もいるほどの激痛が、ほとんどの場合に起こります。 当然、意識がもうろうとするほどの激しい頭痛が起こったときは、すぐに救急車で病院へ運んでもらいましょう。 脳卒中の中で、これほど激しい頭痛が前兆として起こるのはクモ膜下出血だけです。 脳梗塞の前兆は主に麻痺(マヒ)や失語症で、頭痛が起こることはほとんどありません。 脳出血の場合は、半数近くに頭痛があったという研究報告もありますが、激しい頭痛を訴えるということはあまり多くないようです。
片頭痛は一次性の頭痛ですか?
片頭痛は一次性の頭痛ですが、前兆のある片頭痛は脳卒中のリスクとなりうることが知られており、注意が必要とされます。 肩こりなどの緊張に伴う頭痛です。 いわゆる「けんびき」のある人によく起こります。 頭痛の中で最も多いもので、重苦しく、締め付けられる感じがする頭痛です。