鼻水を緩和するために抗ヒスタミン剤、鼻づまりを解消する抗ロイコトリエン薬などの飲み薬を投薬したり、鼻の炎症を抑える抗アレルギー剤やステロイド剤の点鼻薬を使ったりして治療することができます。
鼻水はなぜ出るの?
鼻水はどうして出るの? かぜをひいたときなどに出てくる鼻水。 身近な症状ですが、意外とその仕組みを知らない人が多いのでは? ここでは、そんな鼻のはたらきと鼻水が出る仕組みをご紹介しましょう。 鼻水が出ていなくても、鼻の内部(鼻腔)が常に湿っているということは、多くの方が経験的に知っているのではないでしょうか? 鼻は口と並んで空気を取り込む“吸気口”ですが、通常、取り込む外気は体温よりも低温で、乾燥しています。 さらに、ホコリなども含まれるため、そのまま体内に入るとからだへの負担が非常に大きいのです。 そこで、空気を鼻から吸い込んだ際、鼻腔内で温度を調整・加湿するとともに、細かいホコリなどを除去するといった処理をしてから肺に送ります。
鼻水は口に水を含んでいますか?
応急対策で自分の唾液でもOKです。 鼻水が落ち着くまで、口に水を含みっぱなしにしています。 口に水を含むことで、鼻水が鼻ではなく喉へ行くからです。 人間の体の構造を利用した鼻水対策!
鼻水が出ていなくても、鼻腔内は常に湿っていますか?
鼻水が出ていなくても、鼻の内部(鼻腔)が常に湿っているということは、多くの方が経験的に知っているのではないでしょうか? 鼻は口と並んで空気を取り込む“吸気口”ですが、通常、取り込む外気は体温よりも低温で、乾燥しています。 さらに、ホコリなども含まれるため、そのまま体内に入るとからだへの負担が非常に大きいのです。 そこで、空気を鼻から吸い込んだ際、鼻腔内で温度を調整・加湿するとともに、細かいホコリなどを除去するといった処理をしてから肺に送ります。 いわば、からだの「加湿空気清浄機」のようなものです。 もう少し詳しく見ていきましょう。 鼻腔内では、吸った空気に湿り気を与えたり、粘膜を保護したりするため、鼻粘膜から常に少しずつ粘液が分泌されています。
サラサラの鼻水は、水っぽい鼻水なのですか?
水っぽい鼻水が出ているときは、 風邪のひきはじめ だと考えられます。 細菌やウイルスなどの異物の侵入を防ごうとして出てくるのは、サラサラの鼻水です。 他にも花粉やゴミ、チリといったものを吸い込まないように鼻水が出て洗い流しているのです。 サラサラの鼻水が止まらないのは、アレルギーが原因のこともあります。 花粉やハウスダストなどのアレルゲンがなくならない限り、鼻水の症状は続きます。 この場合は、アレルゲンが進入しないようにマスクを着用したり、アレルギー反応を抑える薬を服用する必要があります。