ツボを押すことで、刺激が体や脳に伝わり、ストレスを緩和できると考えられるようになりました。 西洋医学には「気」という考え方はありませんが、呼吸を整え、適度な刺激を与えることで、リラックスできる環境を整えることができるというのです。 緊張が高まっている状態を抑え、心穏やかに眠りに向かうことは、快眠への一歩になります。
ツボを押すときに気を付けるのはいくつ?
ツボ押しの注意点 ぐいぐいと強く押しすぎたり、「痛い!」と飛び上がるほど刺激するのは厳禁。 「心地いい」と感じる強さで刺激することが大切です。 また、ツボ刺激によって血圧が下がり、体がだるくなることもあるので、1カ所10秒くらいを目安にしましょう。
ツボ押しはなぜ効くのか?
ツボは経絡に沿って、全身に点在しています。 ツボを刺激することで経絡を流れる気を調整でき、気の流れがスムーズになると、経絡とつながる臓腑が活性化されて、体調が整うというわけです。 このようにツボや経絡を利用した治療法として、針や灸でツボを刺激する鍼灸、指でツボを刺激する指圧などがあります。
ツボ押し 何回?
「正しいツボの押し方」 軽~く“ストレッチ”して、押す位置の周辺の筋肉をあらかじめほぐしておくと指が入りやすく刺激が伝わりやすくなります。 ひとつのツボを押す回数は2~3回が目安。
足のツボを押すとどうなる?
足裏のツボを押すことで得られる大きな効果として血行の促進があります。 足裏のツボを刺激すると、血行促進のほかにも、代謝の促進にもつながるので、体内の老廃物の排出が促される効果も期待できます。 体内の老廃物を排出してデトックスされると、アンチエイジングなどの美容効果にもつながるともいわれています。