嘔吐(おうと)とは、口から胃の内容物を吐き出す行為、または症状である。 嘔吐により吐き出されたものを「吐瀉物(としゃぶつ)」、俗語では「ゲロ」や「反吐」(が出る)と呼ぶ。 また舌の奥に指を入れたりして吐き気を催すことを「嘔吐反射」という。
突然吐く なぜ?
嘔吐の原因となる主な疾患 嘔吐の原因として疑われるのは、まず急性胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃がん、虫垂炎、腸閉塞などの胃腸の疾患です。 その他膵炎、片頭痛、内耳の異常から起こるメニエール病や脳出血、脳腫瘍などがあります。
突然 吐血 なぜ?
吐血の原因として胃潰瘍や十二指腸潰瘍が最も多く認められます。 潰瘍により粘膜がはがれ、さらにその深層にある血管が露出し破綻することで出血をきたします。 以前から空腹時に強くなる腹痛を自覚していながら放置していたところ突然吐血することが多いのですが、痛みの自覚がなく突然吐血をすることもあります。
なぜ人は嘔吐するのか?
吐き気は、消化管におけるなんらかの異常を原因として起こるケースが多くなります。 胃や腸の炎症や運動機能低下などがその代表です。 また、薬の副作用や強いストレスにより吐き気をもよおすことも少なくありません。
嘔吐中枢はどこにある?
嘔吐中枢は脳幹部、延髄の外側網様体にあり、心臓・肺・胃腸など内臓からの刺激や化学物質・薬物の刺激、心理的・精神的な刺激、脳圧亢進などの直接的な刺激を受けて嘔吐を起こします。