突然死は、予期しない急死のことで、発症から24時間以内の死亡と定義されています。 原因は、心筋梗塞をはじめ、心筋症、弁膜症、心不全などの心臓病によるものが六割以上を占め、そのほとんどが心室で生じる致死的な不整脈に起因するといわれています。
突然死 って何?
突然死(予期せぬ死、急死、 頓死 とんし ) 瞬間死あるいは急性症状の発現後24時間以内の死亡で、外因死を除いた自然死のことをいいます。
突然死 どのくらい?
突然死の発生率は人口の 0.1∼0.2%,総死亡の 10∼ 20%を占め,その原因は虚血性心疾患や不整脈などによ る心臓死や脳卒中といった脳心血管系疾病がほとんどを 占めると報告されており,中でも心臓突然死については 予知や予防法のガイドラインも出されている2)∼5).
誰にでもある突然死?
一般に、突然死は誰にでも起こり得ます。 心血管疾患を有する中高年者や、肥満のある糖尿病患者の方々は、健康な若年者よりも発症のリスクが高くなります。 喫煙、運動不足、アルコール摂取過多もリスクを上昇させます。
心臓突然死って何?
心臓突然死とは、健康だと考えられていた人が、突然に致死的心室性不整脈(心室細動など)に見舞われて、この不整脈が原因で心臓が正常に収縮することができなくなり、脳に血液が循環せず死に至る疾患です。 日本においては、心臓突然死によって年間約6〜8万人が亡くなっております*1。