1.はじめに 外傷患者においては、中枢性体温調節機能異常や組織低灌流による熱産生障害に加え、外界温や大量急速輸 液・輸血などの影響により、容易に低体温状態となるとされている。 低体温はとくに出血性ショックを伴う外傷 患者にとって重大な問題となるが、外傷患者において実際に体温が経時的に低下したという報告はない。
低体温の原因は何ですか?
低体温になる理由として、栄養不足(たんぱく質や油脂、ビタミン、ミネラル)、不規則な生活や運動不足、ストレスなどが挙げられます。
低体温症ってどんな病気?
深部体温が35度以下になると、激しい震えや、判断力の低下などの症状があらわれ、「低体温症」と診断されます。 体温が下がるにつれ、筋肉の硬直、脈拍や呼吸の減少、血圧の低下などが起こり、死に至ることも。 自覚がないまま進行することもあるため、高齢の人や、寒い中屋外作業をする人は注意が必要です。
低体温 意識障害 なぜ?
軽症の低体温症は、体温低下に対する生体反応(交感神経反応)が起こるために、血圧上昇や頻脈、シバリング(全身の震え)が生じます。 しかし、中等症から重症になるとこのような反応は消失し、血圧が低下し徐脈となり、意識障害が進行します。
薬物中毒 低体温 なぜ?
2.薬剤・アルコールなど 精神科薬物・アルコールなどにより、末梢血 管収縮による熱保持できず、また低温環境か らの回避行動をとれなくなる結果として低体温 になる。