胃腸炎のときの水分補給に最も適した飲み物は、経口補水液です。 これは水分や塩分を腸からより速やかに吸収できるように、水分塩分糖分をバランスよく配合した飲み物です。 この経口補水液を少量ずつ頻繁に口から飲ませることで、たいがいは点滴などの痛い治療を受けなくてもよくなります。
急性胃腸炎 何飲む?
軽症の場合は、飲料の種類にこだわりませんが、お勧めの飲料は、やはり、「糖質控えめ、塩分多め」の「経口補水液」:OS-1、ソリタ顆粒です。 経口補水液とは電解質(Na、Cl、Kなど)や糖質をバランスよく配合し、速やかに脱水症状を改善する飲料水です。 いわば、【飲む点滴】です。
胃腸炎いつから水を飲んでもいいか?
嘔吐、下痢のときは腸の動きが悪く、吸収が悪い状態になっています。 嘔吐した直後はすぐに水分や固形のものは与えず、口をすすぐ程度がいいと思います。 嘔吐してから1~2時間後に、ゆっくりと摂取を始めてください。
胃腸炎 水分補給 どのくらい?
嘔吐や下痢があるたびに補うべき水分の量の目安は、嘔吐1回したら2ml×体重kg(例:体重10kgなら20ml)、水っぽい下痢を1回したら10ml×体重kg(例:体重15kgなら150ml)と言われています。 あくまで目安ですのでできる範囲内でやってくださいね。
胃腸風邪 何飲む?
適切な飲み物常温水や麦茶などでもよいですが、症状が激しい場合は、水分と電解質を同時に補給できるスポーツドリンクや経口補水液が推奨されています。 というのも、嘔吐や下痢によって排出される体液には、体内の塩分やカリウムといった電解質も多く含まれているため、水分だけでなく、電解質の補給も必要だからです。