胃腸炎とは、胃や腹部の痛み、吐気、嘔吐、下痢等の症状が起こることを言います。 通常、胃腸炎の原因は細菌やウイルスによる感染することで起こりますが、毒性の化学物質や薬の摂取が原因となることもあります。 また、発熱することもあり、頭痛や倦怠感を伴うこともあります。 一過性のものが多く「急性胃腸炎」といいます。
胃腸炎 どうやってわかる?
検査・診断血液検査 主に急性胃腸炎の際に行われます。 体の炎症や脱水の程度を調べるために行う検査です。 ... 画像検査 胃腸炎は、重症化すると腸の粘膜に強いダメージを与えるため、一時的に腸の動きがストップしてしまうことがあります。 ... 便検査 感染性胃腸炎の場合に原因を特定するための検査です。胃腸炎について | メディカルノート
胃腸炎の症状ってどんな感じ?
24~48時間くらいで、吐き気、嘔吐、下痢、発熱、腹痛などの症状が現れる。 1日に何度も嘔吐を繰り返すケースが多いが、1日1~2回の嘔吐が数日間続くケースもある。 嘔吐に続いて、下痢の症状が見られることが多い。 症状の程度には個人差があり、3日~1週間ほど継続するが、乳幼児の場合は下痢の症状が長引くこともある。
胃腸炎 いつまで続く?
<胃腸炎の症状> 嘔吐のピークは最初の12時間で、その後は落ち着きます。 腸の動きが不安定になり、腹痛も見られやすいです(痛くなったり 良くなったり、波のある痛み)。 下痢は4∼7日持続することが多く、2週間続くこともあります。 発熱がある場合、通常1∼3日程度で落ち着きます。
胃腸炎はどこが痛くなるの?
腹痛の多くはみぞおちやへその周囲に現れます。 ただし、感染性急性胃腸炎の大半はウイルス性のものであり、ウイルス性胃腸炎に感染すると小腸全体に炎症が広がったり、腸管がむくむことがあります。 この場合は、腹部全体が痛みます。 また、胃腸の蠕動(ぜんどう)運動が起こると、痛む場所も変わります。