食道から胃に送り出す筋肉の働きが衰えていることや通り道のどこかが狭くなっているなどの原因が考えられます。 特に咽頭がん、喉頭がんなどはこの通り道が狭くなるため綿密な検査が必要です。 過労などのストレスによる心理的な要因から飲み込みづらくなるケースもあります。
物が飲み込みにくい 何科?
のどがすっきりしない、違和感がある、異物感があるなど、のどの異常感を訴える人は多いものです。 慢性の咽頭炎や扁桃炎、喉頭炎のほか、喉頭がんや咽頭がんの初期症状の場合がありますので早目に耳鼻咽喉科で診察を受けられることをおすすめします。
唾が飲み込みにくいのはなぜ?
唾液は口の中を清潔に保つだけでなく、かみ砕いた飲食物をまとめて咽頭へ送りやすくする作用もあります。 このため、唾液が減少すると物が飲み込みづらいと感じることがあります。 そのほかにも、口の中のヒリヒリ感や虫歯の増加、口臭の悪化といった症状も伴うのが一般的です。
飲み込みにくいのどの違和感?
◆喉の違和感・異物感 異物感や飲み込みにくさ、喉が詰まるような感じといった違和感は、咽頭・扁桃・喉頭の炎症や、逆流性食道炎といった食道疾患によって起こります。 まれに喉頭がん、咽頭がん、食道がんの初期症状として喉の違和感が現れることもあります。
なぜ むせやすい?
誤嚥の原因は、のどの老化による飲み込む力の低下です。 のどの筋肉が弱ると、通常は閉じている気管のフタの動きが悪くなり、気管のフタが閉じそこなって食べ物や唾液等が気管に入りやすくなります。 むせるのは、食べ物が気管へ入った時の反射で、よくむせるのは、のどの老化の黄色信号だと濱田先生は言います。