家庭や工場で発生した汚水や、道路に降った雨水は、下水管に流入します。下水管は、 都市の地下に網目状に埋設されていて、汚水を下水処理場まで運び、 雨水を河川等に .
下水処理 どうやって?
下水処理場では、バクテリアなどの微生物が下水の汚れを食べることを利用して、 下水をきれいに処理します。 きれいに処理された下水は、 河川や海などに放流されて自然の水循環に戻っていきます。 処理場に運ばれた下水は、まず、沈砂池と呼ばれる池に入り、 下水の中に含まれている大きなゴミや砂は、ここで取り除かれます。
下水処理場ってどんなところ?
下水処理場は,下水道の心臓部にあたり,活性汚泥と呼ばれる微生物のはたらきで汚泥をきれいな水にする施設です。 汚水は,図のように沈砂池,最初沈殿池,反応タンク,最終沈殿池を経てきれいな水となり,消毒滅菌されて川や海に放流されます。
汚水はどこへ行くの?
みなさんが使った水(おすい)は、地下にうめてある下水道管(げすいどうかん)をとおり、下水処理場《汚れた水をきれいにする施設》に運ばれます。 下水処理場できれいにした水は、川や湖や海にかえしています。 下水道管は、おすいが自然(しぜん)にながれるよう図1のようにかたむけてうめています。
下水処理場 どこに流れる?
雨は「雨水」として下水道管に入り、すみやかに川 などに流されます。 これは分流式下水道という方式 で、合流式下水道では、汚水と雨水は一緒に下 水処理場まで運ばれ、ここで処理して川や海など に流されます。 全国の下水道普及率は72.7%(下水道利用人口/総人口: 2008年度末)です。