咳やむせがみられ誤嚥したことがはっきりとわかる誤嚥のことを「顕性誤嚥」というのに対し、咳やむせといった症状がみられずはっきりと誤嚥したことがわからないことを「不顕性誤嚥」と言います。 17 янв. 2019 г.
不顕性誤嚥 なぜ?
不顕性誤嚥は、病気が原因の神経麻痺や加齢に伴う筋力の衰えにより気管の感覚が鈍くなることや、嚥下反射の低下が主な原因となり、誤嚥をしてもむせが生じずにご本人様や周囲の人が気づかずに誤嚥をしてしまうことをいいます。
誤嚥とは何?
「むせる」とは、食べ物や唾液(だえき:つばのこと)が、食道ではなく隣の気管に入ることで、気管が刺激され咳がでることをいいます。 また飲食物が気管に入ることを、医学用語では「誤嚥(ごえん)」と言います。
誤嚥したらどうなるのか?
誤嚥の典型的な症状としては、食事中に激しいむせと咳が生じ、呼吸困難になります。 顔面が紅潮し、時に紫色(チアノーゼ)になります。 重篤な場合、咳も出ず声も出なくなり、手で首をつかむような形になったまま意識を失うこともあります。
加齢 誤嚥 なぜ?
加齢による摂食嚥下機能への影響 また喉頭(のどぼとけ)を吊り上げている筋肉の減少によって、喉頭の位置が下降し、嚥下時の喉頭挙上が不十分となり、食道の入り口を閉めている括約筋の機能低下も伴って、喉頭の閉鎖が不十分となり誤嚥しやすくなります。