げすい‐しょりじょう〔‐シヨリヂヤウ〕【下水処理場】 下水を人工的に浄化し、河川や海などに放流するための施設。 沈殿物の除去、微生物による有機物の分解、化学薬品による消毒などを行う。 終末処理場。
下水処理場 どんなところ?
下水処理場では、バクテリアなどの微生物が下水の汚れを食べることを利用して、 下水をきれいに処理します。 きれいに処理された下水は、 河川や海などに放流されて自然の水循環に戻っていきます。 処理場に運ばれた下水は、まず、沈砂池と呼ばれる池に入り、 下水の中に含まれている大きなゴミや砂は、ここで取り除かれます。
下水道の水はどこへ?
水再生センター家庭や工場から出た汚水は、下水道管を通って水再生センターまで運ばれます。 そして、汚水は水再生センターで処理され、きれいな水に戻ります。 なお、水再生センターでは下水を処理するのはもちろんのこと、下水処理に伴って発生する汚泥の処理も行います。
浄化センターは何をするところ?
北部処理区(JR神戸線から北、JR宝塚線から東の区域)の生活排水および雨水を処理(浄化)して河川に放流しています。 また規定以上の降雨の場合、雨水は河川に直接放流しています。
げすいどうのしくみ?
家庭や工場などから流す汚水と雨水を併せて「下水」と呼びますが、下水の排除方式には、合流式と分流式とがあります。 合流式は、汚水と雨水とをひとつの下水道管で集め、水再生センターまで運ぶ方式で、分流式は、汚水と雨水を別々の下水道管で集め、汚水は水再生センターまで運び、雨水はそのまま川や海へ流す方式です。