霰粒腫は麦粒腫と異なり、急性期の炎症が収まり、痛みがなくなってもしばらくしこりだけ残ります。 何もしなくても自然に治癒する場合もあります。 霰粒腫は一生のうちに、ほとんどならない人と何度も繰り返す人がいます。
霰粒腫 手術 何回も?
初期症状では区別がつかず、霰粒腫として手術治療を行っても、何度も再発することで脂腺癌と診断されます。 中高年の方が再発を繰り返す場合は、除去した内容物は病理組織検査に提出します。
霰粒腫はなぜできるの?
霰粒腫の原因 疲れ、不規則な生活、ストレスなどの影響でホルモンバランスが変化や、化粧品などの影響でマイボーム腺の出口を塞いでしまうことが原因といわれています。 油脂の多い食生活も原因のひとつと考えられています。
霰粒腫 いつまで?
8割ほどの方は1週間程度で改善することが多いですが、2割程度の方は点眼や軟膏に対する反応が悪く、長期間凝りが残ったり、まぶたの腫れが悪化して、痛みと発赤が強くなることがあります。 霰粒腫のシコリは、自然と吸収することもありますが、数ヶ月から数年経っても、残ったままになることもあります。
何度もものもらいになる?
早期は自然になくなるものもありますが、何度も再発すると悪性腫瘍であることもありますので、自己診断せず専門の眼科医に診察を受けてください。 腫瘤が大きい場合は、眼科医で副腎皮質ステロイド薬を腫瘤に注射したり、まぶたの裏から瞼板腺を切開して、たまった内容物を出す手術を行います。