一般的に血圧といえば上腕動脈の血圧を意味し、医療機関でも上腕で測定します。 これは上腕部が心臓に近く、より正確な測定値が得られるからです。 手首や指で測るタイプは手軽に測れるメリットがあります。
血圧は左右どちらで測る?
【回答】 血圧測定を左右いずれで行うべきかの決まりはありませんので,どちらの腕で測定しても結構です。 元来,上腕血圧に左右差はほとんどありませんので,まず初めに左右差がないことを確認すれば,どちらで測定しても結構です。 いつも同じ環境,同じ状況で測定し,その変動をチェックすることが重要です1)。
血圧は1日でいつが高い?
血圧は1日の間でも変動します。 通常、睡眠中は低く、朝になると起床前からゆっくり上昇し、昼間の活動量が多い時間帯には高くなります。 夕方になって活動量が減ると血圧も低下し、睡眠中はさらに低くなります。
血圧測定 服の上から 高い なぜ?
外来患者さんの血圧測定をする際には、以前は腕まくりをしてもらった状態で測定をしておりましたが、最近は服のうえから行っています。 その理由は、きつい袖のシャツをまくしあげると、ひじの上で腕が締め付けられてしまい、正確な血圧測定ができないと考えているからです。
血圧は何時に測るのがベスト?
家庭内で血圧を測定する場合、朝の起床後1時間以内・食前・排尿後、あるいは夜の就寝前に測ってください。 入浴や食事の直後は血圧の変動が激しいので避けてください。 特に、朝起きてすぐの血圧測定は大切です。