耐えられるぐらいの胸の痛みだと、仕事の関係などで放置してしまいがちですが、呼吸器内科で診察を受けましょう。 呼吸器内科ではレントゲンを撮影し、胸部に異常がないかを確認することができます。
胸部レントゲン 所見 何科?
胸部レントゲン検査は、胸部にX線を照射して、肺・心臓・両肺の間にある縦隔などの器官の異常を調べる検査です。 肺結核・肺炎などの肺の炎症、肺がん等の発見を主目的とします。 精密検査が必要と判定されたときは呼吸器科専門医(大動脈・心臓の異常は循環器科)を受診してください。
肺がんはレントゲンでわかりますか?
特に自覚症状がない時期の肺がんを、最も手軽に検査できるのが「胸部X線検査」(レントゲン検査)です。 健康診断や肺がんの集団検診で行われています。
胸の痛みは何科?
動かすと痛い、姿勢を変えると痛い、圧迫すると痛いなどは筋骨格系が原因であることが多く、咳や痰を伴ったり、呼吸により痛みが悪化するときは肺炎、胸膜炎(肺を覆う膜の炎症)や気胸(肺が傷つきしぼむ病気)など肺や胸膜が原因のこともあります。 その他、心臓神経症やパニック障害など精神的な原因で胸痛が起こることもあります。
胸部レントゲンで何がわかる?
X線を照射しフィルムに感光させることにより、心臓の大きさ、左右の肺の病変が分かりますので、肺結核、肺炎・気管支炎などの肺の炎症、肺気腫・気胸・胸膜炎・肺線維症・心臓病・心肥大・胸部大動脈瘤などの病気が分かります。 また、肺がんの発見にも繋がります。