きゅう‐かく〔キウ‐〕【嗅覚】 においを感じる感覚。 揮発性の化学物質の刺激を受けたときに生じる。 臭覚(しゅうかく)。
嗅覚障害なんて読む?
嗅覚障害(きゅうかくしょうがい)とは、嗅覚つまり「におい」の感覚に何らかの異常を来す症状または疾患である。 「嗅覚異常」ともいう。
嗅覚 臭覚 どっち?
「臭覚」の意味は、上記のように「嗅覚」と違いはありません。 やはり、「においを感じる感覚」を指しています。 読み方は「しゅうかく」で、「臭覚が鋭い」「臭覚が鈍ってきた」のように使われます。 「臭」の字は、「鼻」と「犬」の象形から成っており、「においをかぐ」の意味を持ちます。
嗅覚中枢 どこ?
においの感覚(嗅覚)は、空気中のにおい分子が鼻と脳との間にある嗅細胞(嗅神経細胞)を刺激し、前頭部(脳の前方)にある嗅覚中枢に伝わることで起こります。
嗅覚 なんのため?
嗅覚は原始的な感覚とされていますが、においには多くの重要な役割があります。 原始時代においては、においで危険を察知し、身を守ってきました。 においには、危険を知らせる役割があるのです。 現代でも体調を崩す恐れがある腐敗した食品は、においを嗅いで察知できます。