風邪・花粉・ストレスや、カビなどの菌が原因により、鼻の入り口の鼻腔が炎症しその症状が長引くと、鼻の奥の副鼻腔に炎症が起こります。 さらに、副鼻腔の炎症が長引くと炎症部分に膿(うみ)が発生。 この状態がいわゆる ちくのう症(蓄膿症)と呼ばれます。
チクナインってどんな薬?
鼻づまり、ちくのう症(蓄膿症)、副鼻腔炎、慢性鼻炎を改善する内服薬です。 9種類の生薬で構成された漢方薬「辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)」の働きで、鼻の奥の菌 ※を減らしながら炎症を鎮め、膿(うみ)を排出して、呼吸を楽にします。 1日2回の服用。 眠くなる成分を含みません。
蓄膿症 耳鼻科 何する?
通院治療 耳鼻咽喉科専門機関で定期的に鼻・副鼻腔にたまった鼻汁をきれいに取ってもらいます。 細菌感染に引き続いて発症する慢性副鼻腔炎には、マクロライド系抗菌薬を少量ずつ、長期に使用すると有効な場合が多く認められます。 ただし、重症でない場合に抗菌薬を使用しても早く治るわけではありません。
蓄膿症を放置するとどうなる?
しかし、放っておくと慢性化して、いつも鼻がつまった状態になったり、膿(うみ)のような鼻汁がたまったりします。 いわゆる蓄膿症です。 さらには、頭が重たい感じや倦怠感を覚えたり、においがわからない嗅覚障害になったりして、日常生活に支障をきたすことも。
蓄膿症 どうなる?
ウイルスの感染が起こり、数日後、細菌に感染することで発症します。 鼻づまり、鼻水、濃い鼻水がのどに回る(後鼻漏)、咳が出る、頭痛、顔面痛などの症状が急に現われます。 おおむね1カ月くらいで自然に軽快していきます。 急性副鼻腔炎の症状が3カ月以上続くものを慢性副鼻腔炎と言います。