「玄米」は栄養価が高い! 一方、白米は稲の実からもみ殻、ぬか、胚芽を取り除いたものです。 そのため、玄米には白米にはないぬかや胚芽の栄養が豊富に含まれています。 特に白米と比較して、ビタミンB群、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル、食物繊維、タンパク質などが多く含まれています。
白米と玄米 どっちがカロリー高い?
発芽玄米の一合あたりのカロリーは、525kcal、白米は534kcal、玄米は525kcalとなっています(一合あたりは150gで計算)。 実は発芽玄米のカロリーは白米や玄米とほとんど変わりません。
玄米 何に良い?
現代の日本人は、美容・健康に必要な栄養素であるビタミンやミネラルが不足気味。 玄米には、ビタミンE、ビタミンB群、鉄、マグネシウム、カリウム、マンガン、亜鉛などの野菜にも多いビタミン・ミネラルが含まれます。 玄米に白米から変えるだけで、不足しがちなこれらの栄養素を補うことができます。
玄米 どんな状態?
玄米は、籾殻(もみがら)のみを取り除いた状態のことです。 玄米の構造としては、糠層、果皮、種皮、澱粉層、胚乳、胚芽からできています。 一般に食べられている白米は、糠層、果皮、種皮、澱粉層、胚芽を精米して取り除いた状態でほとんど胚乳だけの状態です。
玄米 何グラム食べる?
玄米は、白米と比べて肥満予防の効果が見込める食品ですが、食べすぎはその効果を帳消しにしてしまいます。 玄米のカロリーは、白米と同じくらいであることを忘れず、あくまでも白米の代替品との位置づけとして考えます。 摂取量は増やさず、お茶碗1杯(約150g)にとどめましょう。