高齢になると、う蝕や歯周病の進行により歯を失ったり、舌の運動機能、咀嚼(そしゃく)能力、唾液の分泌、味覚なども低下したりします。 加えて口腔の感覚も鈍化するため、咽頭へ食べものを送り込む能力が低下するなど、口腔の問題が摂食嚥下機能を障害するようになります。 3 мар. 2021 г.
老人 誤嚥 なぜ?
高齢者は飲み込む際の気管を閉じる機能が衰えているため、誤嚥を起こしやすく、誤嚥性肺炎にかかりやすいのです。 また、胃の逆流物を誤嚥すると、それに含まれる消化液や酸で気道粘膜が損傷してしまいます。
嚥下障害 何故?
脳血管障害(脳梗塞・脳出血など)による麻痺や、神経・筋疾患、また加齢による筋力の低下などが主な原因です。
高齢者 嚥下障害 何科?
まずは、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、神経内科、消化器科、歯科、歯科口腔外科、などを受診することをおすすめします。 最近、嚥下障害への関心が高まっています。 言語聴覚士は法律で定められている嚥下障害の専門職ですし、嚥下障害の認定看護師制度もできて、嚥下障害の専門家も増えてきていますが、まだ数は多くありません。
嚥下障害 とろみ なぜ?
水分にとろみをつける理由は、嚥下機能が低下した人にとって、液体は誤嚥しやすい性状をしているからです。 具体的には、液体に特有の「流れる(移動の)スピードが速い」、「まとまらずバラバラにひろがる」という性状がかなり嚥下しにくいものだからです。