7 янв. 2020 г. · これについてネット上では“歓迎”とか“妥当”といった人がいた一方、“やりすぎだ”とか“公表しても払わない人は払わない”と疑問を投げかける声があがりました .
なぜ養育費を払わないのか?
「子供に会わせてもらえない」「子供と面会できない」などの理由で養育費の支払いを拒否するケースがあります。 しかし、養育費の支払いと面会交流は交換条件となるものではありません。 「面会させてもらえないから養育費を支払わない」「養育費を払ってもらえないから子供を会わせない」というものではないのです。
養育費を払わないとどうなるのか?
親権がなくても養育費を支払うことは親の義務です。 したがって、もしも支払わなかった場合、親権者は裁判所に申し立てると、強制執行による財産の差し押さえが可能です。 差し押さえの対象となるのは、土地・家などの不動産や、家具・家電などの資産、現金などが挙げられます。
養育費はいつまで払わないといけないのか?
養育費は、子どもの高校卒業、成人、大学卒業までを終期(区切り)として、離婚の協議(調停、裁判)で定めた期間中に支払われ続けられます。 離婚のときに子どもが幼い場合であれば、二十年近くにわたる長期間において子どもの衣食住、医療、教育などに必要な費用となることから、養育費の支払い総額(全期分)は大きな金額になります。
養育費 未払い 何割?
日本では全体の8割もの人が養育費を払っておらず、ちゃんと養育費を受給しているのは、たったの2割にしか過ぎません。 倫理的に考えれば、あり得ない話ですが、これが日本における養育費支払の実状なのです。