もっとも特徴的な症状は、歩行と休息を繰り返す間歇性跛行(かんけつせいはこう)です。 腰部脊柱管狭窄症では腰痛はあまり強くなく、安静にしている時にはほとんど症状はありませんが、背筋を伸ばして立っていたり歩いたりすると、ふとももや膝から下にしびれや痛みが出て歩きづらくなります。
脊柱管狭窄症は何科を受診?
脊柱管狭窄症では、圧迫の程度や自覚症状、日常生活でどのぐらい困っているかなどによって、最適な治療法が異なります。 いつまでも健康に過ごすために、自己判断はせず、つらいと思う症状がある場合には早めに整形外科を受診し、治療法について相談しましょう。
脊柱管狭窄症とはどんな症状?
脊柱管狭窄症の症状 脊柱管狭窄症は頚椎ないし腰椎に発症することが多い疾患です。 頚椎に生じた場合には、手足のしびれや運動障害を自覚するようになります。 例えば、お箸が使いにくい、字が書きにくい、ボタンが掛けにくいといった上肢の症状に加えて、歩きにくい、ふらつく、階段が上り下りしにくいなどの下肢の症状も出現します。
脊柱管狭窄症 ほっといたらどうなる?
腰部脊柱管狭窄症が進行すると、仰向けになっても足のしびれが起こって、からだを横にして背中を丸めないと眠れなくなるほか、排尿・排便障害を起こすこともあります。 痛みの度合いがそれほど強くないからと放置していると、病気が進行し日常生活に支障をきたすというリスクが。
脊柱管狭窄症の原因は何?
主に加齢が原因になっており、老化現象だとも言えます。 脊椎の変形、椎間板の腫れ、黄色靱帯の肥厚などで脊柱管が狭くなり、脊髄や血管が圧迫されて発症します。 高齢者に多く、若い時期に重いものを持つなど腰への負担が大きい仕事をしてきた経験があるとリスクが上昇します。