コレで明解! 薬局で支払う「お会計」は、厚生労働省が定める「調剤報酬点数」という、1点=10円の点数からなっています。 つまりこの点数が高くなるにつれて、皆さんのお会計も高くなってしまいます。 調剤報酬の点数には、さまざまな項目があり、薬局・薬剤師が提供する医療サービスによってそれぞれ点数が付与されています。
投薬点数いくら?
「薬剤料」は、調剤料の所定単位につき、使用薬剤の薬価が15円以下である場合は1点とし、15円を超える場合は10円又はその端数を増すごとに1点を加算(薬価を五捨五超入して点数に換算)します。 例えば、内服薬(内服用滴剤以外のもの)については、「1剤(※)1日分」が所定単位とされています。
診療報酬点数 1点いくら?
具体的な診療報酬は、原則として実施した医療行為ごとに、それぞれの項目に対応した点数が加えられ、1点の単価を10円として計算 される(いわゆる「出来高払い制」)。
処方箋 1枚 いくら?
処方箋一枚あたりの調剤報酬は内科が8695円、小児科が4113円、外科が7708円、整形外科が5527円、皮膚科が4360円、産婦人科が5325円、眼科が3848円、耳鼻咽喉科が4390円となっています。 グラフにはのせていませんが、大学病院の場合は処方箋単価は24601円と平均の3倍近くになります。
薬手帳 安くなる いくら?
1――お薬手帳を出すと薬代は安くなります。 6ヶ月以内に複数回、薬を調剤してもらう必要がある場合は、利用する薬局を1つ決めておいた方がよいでしょう。 利用する毎に手帳を出すと、70歳未満(3割負担)であれば40円、70歳以上(1割負担の場合)であれば10円、薬代が安くなります。