薬局の「お会計」の内訳 薬局で支払う「お会計」は、厚生労働省が定める「調剤報酬点数」という、1点=10円の点数からなっています。 つまりこの点数が高くなるにつれて、皆さんのお会計も高くなってしまいます。
調剤 1点いくら?
街なかの薬局に行くと120円(医療費の窓口負担が3割の場合、10円未満を四捨五入、以下同)だが、病院の周囲にあり一定条件を満たす門前薬局なら80円、大手チェーンの門前薬局は50~60円、2016年に規制緩和で認められた病院の敷地内にある門内薬局は30円となった。
診療報酬 1点はいくら?
具体的な診療報酬は、原則として実施した医療行為ごとに、それぞれの項目に対応した点数が加えられ、1点の単価を10円として計算 される(いわゆる「出来高払い制」)。
調剤明細書 1点いくら?
明細書に書かれている保険点数は、1点=10円で計算します。 この保険点数の総合計に10円をかけた金額が、実際の保険調剤にかかる医療費。
処方箋 1枚 いくら?
処方箋一枚あたりの調剤報酬は内科が8695円、小児科が4113円、外科が7708円、整形外科が5527円、皮膚科が4360円、産婦人科が5325円、眼科が3848円、耳鼻咽喉科が4390円となっています。 グラフにはのせていませんが、大学病院の場合は処方箋単価は24601円と平均の3倍近くになります。