遺骨は、ご先祖のお墓がある「菩提寺」や、公園のような環境の「霊園」にあるお墓に埋葬するのがほとんどです。 他にも、菩提寺や霊園内にある、遺骨を収蔵する室内型のお墓ともいえる「納骨堂」に骨壺をそのまま納める方法もあります。 17 дек. 2020 г.
誰の遺骨かわからない?
通常は骨壺の側面やフタの裏に故人の名前が書いてありますが、稀に無記名の場合があります。 この場合は第三者の遺骨の可能性がありますので、誰の遺骨かどうかを明確にする必要があります。 遺骨は火葬した際に必ず「火葬(埋葬)証明書」というものを発行し、執行者に渡されますのでその書面を探しましょう。 これが故人の証明になります。
残った遺骨 どうする?
火葬後に残ったご遺骨については、砕かれて灰の状態になるのが一般的とされています。 法的にはご収骨後に残ったご遺骨は自治体の所有となり、「不用品もしくは廃棄物(一般廃棄物)として処分することができる」と定められています。
遺骨を納骨しないとどうなる?
納骨せずに自宅に置いておくことで法律に違反することはありません。 お墓や遺骨については、「墓地、埋葬等に関する法律」(墓埋法)で定められています。 墓埋法には、納骨の期限に関する規定はなく、納骨をしないからと言って罰せられることはありません。
遺骨はいつまで置いていいの?
一般的には四十九日後は処分しますが、後飾り祭壇をそのまま自宅安置用のスペースとして利用するケースもあります。 遺骨は、四十九日法要が終わるまでは、自宅に後飾り祭壇を設けてそこに飾ります。 後飾り祭壇とは、骨上げ後のお骨を祀る祭壇などのことで、白い布がかけられた台にロウソクや香などのお供えとともに、遺骨を祀るものです。