29 янв. 2021 г. · ときには重症化や死に至るといったリスクをはらむ、危険な中毒症状です。玉ねぎに限らず、長ねぎやニラ、ニンニクといった食材も犬にとっては有害な食べ物 .
犬がたまねぎを食べたらどうなるの?
玉ねぎに含まれる、有機チオ硫酸化合物という成分を消化する酵素を犬は持っていないため、中毒物質となります。 また、玉ねぎや長ネギ、青ネギをはじめとするネギ類(ニンニク、ニラ、わけぎ、らっきょう、あさつき等)に含まれる「アリルプロピルジスルフィド」というネギ類独特の匂いの元となる有機硫黄化合物があります。
犬 ねぎ どうなる?
赤血球を破壊する「アリルプロピルジスルフィド」 ネギや玉ねぎなどのネギ類の中には、「アリルプロピルジスルフィド」という成分が含まれています。 この成分は人には無害なのですが、犬の体の中に吸収されると溶血という現象を引き起こし、赤血球を大量に破壊してしまう恐れが。
犬 玉ねぎ 何時間後?
玉ねぎで中毒症状が見られた場合、動物病院では血液検査をして数値を確認することが一般的です。 検査をすれば、赤血球が破壊されているかどうかが分かります。 そして、玉ねぎを摂取したのが1時間以内であれば催吐を試み、2~4時間以内であれば胃の洗浄やビタミンCの点滴などが行われます。
玉ねぎ中毒 なぜ?
タマネギ中毒は、ネギ科の植物(タマネギ、長ネギ、ニンニク、ニラなど)に含まれる有機チオ硫酸化合物によって赤血球が破壊され、多量に摂取すると貧血が起こる中毒です。 有機チオ硫酸化合物は、赤血球や赤血球の中に含まれるヘモグロビン(酸素を運ぶ赤い色素)を酸化させる作用を持っています。